映画の話

今年の中旬、3ヶ月で6本の映画を観る機会があった。特に映画が好きなわけではなく、おもしろそうなものがあれば観に行くという感じだったが、観たいものが重なった結果いつの間にか6本も観ていたという感じだ。ラインナップは以下の通り。

コードブルー

インクレディブルファミリー

ルパンレンジャーVSパトレンジャー、仮面ライダービルド

検察側の罪人

あのコのトリコ

SUNNY

 

一目瞭然だが基本的には邦画しか観ない。今の邦画は、、、なんて言われることもあるようだが、個人的にそんなことは思わない。というかそんな語るほど自分は映画が好きではないので、ただただ観て深く考えることなく分かるものの方が好きだなというのが大きい。

今の邦画は大抵の作品が小説や漫画など原作がある。その原作を読んでから映画をみるかどうかは自分のなかでも悩みどころになってくる。これは仕方ないことだが、原作のストーリーをすべて実写化するのは無理がある。とても映像化できない描写があったり、映像の尺では収まりきらない内容の量だったりするからだ。

それ故に原作を読んでから映画を観るとどうしても物足りなさを感じることも多々ある。ただ、原作を見ずに映像を観ると今度は人物の特性などが分からず、それを考えてしまい純粋に話を楽しめなかったりもする。

どちらにもメリットデメリットがある。

例えば「検察側の罪人」は映像を観てから原作を読んだパターン。

観た人は分かると思うが、映画は「えっ、そこで終わるの!?」という歯切れの悪い終わりかたをする。実際に観た後会場は若干ざわついていた。そうなったら原作を読むしかないと即座に原作を買って読んだ。原作は上下に渡る作品で、映画にはなかった場面がわりと盛り込まれていたのが印象的だった。

話はそれるが、この映画の主演は木村拓哉SMAP解散以降のお芝居を観たのは初めてだったが、とにかくどんな役でも木村拓哉のものにしてしまう力はやはりさすがだということを感じた。オーラや存在感のすごさに思わず見入ってしまった。色んな意味で特別なキムタクは好かれるのも嫌われるのも納得の存在なのではないかと。

 

しばらくは映画を観るのは落ち着きそうだが、自分なりの楽しみ方でこれから映画を満喫していきたいと思う。